特集 “思春期内科”―大人でも子どもでもない患者を診る
[Chapter 2] 思春期に発症しうる疾患
伝染性単核球症のゲシュタルト
島田 侑祐
1
,
小坂 鎮太郎
1
1練馬光が丘病院 総合救急診療科総合診療部門
キーワード:
伝染性単核球症(IM)
,
Epstein-Barrウイルス(EBV)
,
サイトメガロウイルス(CMV)
Keyword:
伝染性単核球症(IM)
,
Epstein-Barrウイルス(EBV)
,
サイトメガロウイルス(CMV)
pp.351-357
発行日 2023年3月1日
Published Date 2023/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika131_351
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▪思春期の発熱患者では伝染性単核球症(IM)を疑って咽頭とリンパ節を必ず診察する.
▪リンパ球比率と異形リンパ球数の組み合わせはIMの診断に有用である.
▪サイトメガロウイルス(CMV)によるIMはEpstein-Barrウイルス(EBV)よりやや高齢発症で,咽頭痛が少ない.
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