心エコーでわかること（初級編）

▪心エコーで評価可能な基本的なパラメータには，収縮能や拡張能といった心機能と，心臓の大きさや壁厚などの左室計測がある．

▪心筋症による収縮能の低下や心肥大，弁膜症といった心疾患を有すると，心臓の大きさ・壁厚に変化が起こる．

▪これらを経時的にフォローすることで心疾患の進行や治療の効果の評価も可能である．

▪基本パラメータは経胸壁心エコー図検査を行うすべての人が高い再現性をもって計測する必要がある．