Japanese
English
研究
Sympathetic skin response (SSR)と慣れ
Sympathetic Skin Response (SSR) and Habituation
吉良 保彦
1
,
荒巻 駿三
1
,
小倉 卓
2
,
平澤 泰介
2
Yasuhiko KIRA
1
,
Shunzo ARAMAKI
1
,
Taku OGURA
2
,
Yasusuke HIRASAWA
2
1京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院
2京都府立医科大学整形外科
1Kyoto Prefectural Rehabilitation Hospital for Thementally & Physically Disabled
2Kyoto Prefectural University of Medicine
キーワード:
交感神経
,
SSR
,
慣れ
,
恒常性
,
再現性
Keyword:
交感神経
,
SSR
,
慣れ
,
恒常性
,
再現性
pp.1211-1214
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902153
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
健常被検者を対象に,手導出と足導出を用い,連続刺激誘発法によるSSRの慣れの影響を検討した.SSRの振幅において,慣れ現象により手導出では7回目まで,足導出では8回目の刺激まで漸次減少した.一方,潜時には有意な変動を認めなかった.しかし,振幅において手導出では7回目以降,足導出では8回目の刺激以降で恒常性が認められた.また,1週間間隔を開けて記録したSSRの反応は,潜時に再現性が認められたが,振幅には2回目の施行で有意な減少が見られ,再現性が認められなかった.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.