連載 病棟運営上の意思決定に活かす! ケースで学ぶロジカルシンキング・12
診療報酬改定を見据え,進むべき道を考える
石井 富美
1
1よどきり医療と介護のまちづくり株式会社 管理部
pp.850-853
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200809
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2年に1度の診療報酬改定(2018年度)が近づいています。入院基本料がどうなるか,加算の行方,算定基準の変化など病院の収益に直結する問題であるだけに,現場でも話題になりますし,対策会議が開かれたり,幹部会議では最重要課題になることも多いでしょう。特に今回は診療報酬・介護報酬の同時改定となり,地域包括ケアシステム構築に向けた最後の大改定と言われているので関心も高まっています。せっかくの機会ですから目先の点数の動きだけにとらわれるのではなく,社会保障制度全体の動きから改定の方向性を知り,自分たちの病院の進むべき道を考える機会としていただきたいと思います。
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