特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第7章 神経・筋
脳血管障害
作田 健一
1
,
井口 保之
1
1東京慈恵会医科大学内科学講座脳神経内科
pp.812-817
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_812
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脳血管障害は出血性と虚血性に大別される.脳実質に出血するものが脳内出血,脳実質を覆う硬膜・くも膜・軟膜のうちくも膜の内側(くも膜下腔)に出血するものがくも膜下出血,そして虚血性脳血管障害は虚血により脳実質の壊死を伴うものが脳梗塞,壊死にいたらずに回復するものが一過性脳虚血発作(transient ischemic attack:TIA)である.
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