特集 内科臨床と性差
座談会
内科医と性差
-診療と性差,職場環境と性差
木村 琢磨
1,2
,
野村 恭子
3
,
川島 篤志
4
,
田 直子
5
1埼玉医科大学総合診療内科
2HAPPINESS館クリニック
3秋田大学大学院医学系研究科衛生学・公衆衛生学講座
4市立福知山市民病院総合内科
5東京ほくと医療生活協同組合王子生協病院内科
pp.1151-1158
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_1151
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木村 本日は「内科医と性差」と題し,私を含めて男女2名ずつの医師にお集まりいただきました.一口に「性差」といっても,単に患者さんを診るうえでの疾患や病態の性差だけでなく,生物学的なこと,社会的な側面,さらには医師自身の働き方やキャリアにおける性差など,さまざまな観点があるかと思います.本日はそれぞれのお立場から,多様な観点でお話しいただければと思います.
まず,野村先生から順に自己紹介をお願いいたします.
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