特集 いま知っておきたい! 内科最新トピックス
巻頭トピックス
腎障害患者におけるヨード造影剤使用:ガイドラインを実臨床に活かす
菅野 義彦
1
1東京医科大学腎臓内科学分野
キーワード:
急性腎障害
,
リスク
,
生理食塩水
Keyword:
急性腎障害
,
リスク
,
生理食塩水
pp.341-344
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_341
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Summary
・原則を遵守する(なるべく使わない,なるべく少量,なるべく間隔をあける,なるべく早く体外に排出する).
・腎機能の評価には血清クレアチニンではなくGFR(eGFR)を用い,60mL/分/1.73m2未満ではリスクを考慮して適応を慎重に検討し,30mL/分/1.73m2未満(CKDステージG4)に対しては施行時に予防措置を行う.
・発生した場合の治療法はないので,発生しないための予防やリスク管理が重要である.
![](/cover/first?img=j_naika126_341.png)
© Nankodo Co., Ltd., 2020