特集 在宅医療を始める! 実践する! 連携する!
Overview
診療所の医師が在宅医療を行う意義
江口 幸士郎
1
Koshiro EGUCHI
1
1今立内科クリニック
キーワード:
QOL
,
アドボケーター
,
生活モデル
,
継続性
,
地域包括ケアシステム
Keyword:
QOL
,
アドボケーター
,
生活モデル
,
継続性
,
地域包括ケアシステム
pp.893-897
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_893
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Summary
▪診療所の医師は,患者との信頼関係を継続的に結びやすい.そして在宅医療を行うことは,その人の家族や社会背景を知り,今までの人生を知り,将来の夢を知り,真にその人のQOLに迫ることを可能にする.
▪そして地域の資源を知り,関わる人々を支えることが,地域全体を「最後まで過ごしたい場所で過ごせる」町へと変えていくことができる.
▪患者のQOLを軸に病院の専門医と連携しながら,新たな医療の形を切り開く力が,診療所と在宅医療にはある.
© Nankodo Co., Ltd., 2018