特集 高齢者医療ハンドブック―高齢者医療におけるダイバーシティへの対応
第Ⅶ章 高齢者の慢性疾患管理法
7.骨粗鬆症
浦野 友彦
1
Tomohiko URANO
1
1国際医療福祉大学医学部老年病学講座
pp.855-861
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_855
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Summary
▪骨粗鬆症の早期診断,早期治療を行うことが骨折予防の重要な鍵となる.
▪高齢者のQOLならびに生命予後において転倒・骨折予防は重要である.
▪現在,骨粗鬆症治療薬は多く存在することから,各薬剤の特性,短所を十分に理解したうえで処方を行うべきである.
▪骨粗鬆症では治療継続が重要であり,患者のモチベーションを高めるべく骨粗鬆症の理解と治療効果を一緒に共有していく.
© Nankodo Co., Ltd., 2018