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多忙な外来診療でのエビデンスの活用法:腰痛の診療ガイドラインを中心に
南郷 栄秀
1
Eishu NANGO
1
1東京北医療センター総合診療科
キーワード:
腰痛診療ガイドライン
,
Minds
,
GRADE system
Keyword:
腰痛診療ガイドライン
,
Minds
,
GRADE system
pp.507-510
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_507
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Summary
▪現在,GRADE systemが国際標準の診療ガイドライン作成方法とされているが,わが国の診療ガイドラインの作成方法はまだ転換期にある.
▪腰痛診療ガイドライン2012は,Minds 2007方式で作成されており,全般的に質が高いとはいえない.
▪質の高い診療ガイドラインであっても決して鵜呑みにすることなく,目の前の患者に最適な診療を考えていくことが求められる.
© Nankodo Co., Ltd., 2018