特集 内科医が診る関節痛・腰痛―リウマチ学の原点に戻る
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破壊性関節炎の予測と “超” 早期診断CSAとは?
松井 和生
1
Kazuo MATSUI
1
1斗南病院リウマチ膠原病科
キーワード:
早期関節炎
,
window of opportunity
,
clinically suspect arthralgia
,
RA進展リスクのある関節痛
Keyword:
早期関節炎
,
window of opportunity
,
clinically suspect arthralgia
,
RA進展リスクのある関節痛
pp.503-506
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_503
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Summary
▪欧州リウマチ学会(EULAR)早期関節炎マネジメント推奨2016年updateでは,関節炎発症から6週以内のリウマチ専門医への紹介,持続性・破壊性関節炎リスクのある患者に対する発症3ヵ月以内の抗リウマチ薬治療開始が推奨された.
▪clinically suspect arthralgia(“臨床的に疑いのある関節痛”)の概念の登場により,関節リウマチ(RA)発症前の病態,診断,予防に関する研究の進展が期待されている.
© Nankodo Co., Ltd., 2018