特集 咳、痰のみかた
Overview
検査と診断の進め方
小高 倫生
1
,
松瀬 厚人
1
Norio KODAKA
1
,
Hiroto MATSUSE
1
1東邦大学医療センター大橋病院呼吸器内科
キーワード:
急性咳嗽
,
遷延性咳嗽
,
慢性咳嗽
,
適正化障害
Keyword:
急性咳嗽
,
遷延性咳嗽
,
慢性咳嗽
,
適正化障害
pp.1103-1108
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_1103
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Summary
▪咳嗽・喀痰は受診動機として最も頻度の高い症状であり,呼吸器内科外来だけではなく,一般内科外来にも多く受診される.
▪咳嗽・喀痰患者の初期診療のポイントとして,咳嗽の持続期間に応じて分類することにより原因疾患を推測する.
▪喀痰の有無・性状や他の随伴症状によって喀痰培養検査をはじめ,血液検査等各種検査を進めていく.
▪咳嗽の適正化障害の機序を理解したうえで,原因の鑑別をし対応していく.
© Nankodo Co., Ltd., 2018