1枚のシェーマ
胸腔ドレーンからモモカンが…
川人 宏次
1
1自治医科大学心臓血管外科
pp.98
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu78_98
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症例は58歳,男性.下行大動脈瘤食道穿孔,吐血によるショック状態で搬送された.状態不良のため下行置換のみ行い救命したが,4ヵ月後に今度は感染による中枢側吻合部仮性瘤が左上葉気管支に穿孔し,大量喀血して危険な状態で再び搬送されてきた.今度こそは助からないだろうなと思いながら緊急手術をしたときのシェーマである(図1).
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