1枚のシェーマ
はじめての胸部外科手術
坂尾 幸則
1
1帝京大学呼吸器外科
pp.190
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu78_190
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1988年に大学を卒業し,三井記念病院外科レジデントとなった.心臓血管外科が2年目(6ヵ月間),呼吸器外科が3年目(3ヵ月間)のローテーション,食道の術者は基本的に5年目以降となっていた.というわけで,はじめての胸部外科領域の執刀は心臓外科領域の心房中隔欠損(ASD)であった(図1).今ではありえないが,卒後2年目にして多くの手技を経験させてもらった.
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