まい・てくにっく
Stanford B型大動脈解離に対するステントグラフト治療のコツ
山中 勝弘
1
,
岡田 健次
1
,
和田 有子
2
,
瀬戸 達一郎
2
1神戸大学心臓血管外科
2信州大学心臓血管外科
pp.1072-1073
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu78_1072
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Stanford B型急性大動脈解離に対する胸部ステントグラフト内挿術(TEVAR)は,破裂・切迫破裂や分枝灌流障害などを伴うcomplicated Stanford B型急性大動脈解離と,合併症を認めない症例に対して長期予後改善を目的として施行されるpreemptive TEVARに大別される.いずれの場合も治療の基本はエントリー閉鎖であり,基本的手技は通常のTEVARに準じるが,いくつかの注意点がある.
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