1枚のシェーマ
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北川 哲也
1
1徳島大学心臓血管外科
pp.1092
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu70_1092
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1997年に,生後9ヵ月の解剖学的修正大血管位置異常症の女児に経右房アプローチによる心室内修復術を行った.右室内を観察すると,問題の心室中隔欠損は膜性部辺縁から両半月弁にいたり,三尖弁と肺動脈弁が線維性連続を有し,さらに両半月弁間の漏斗部中隔が欠損して両半月弁が弁輪を共有する,大きな両半月弁下膜性部辺縁欠損型であった.左室-大動脈,右室-肺動脈への通路を通常のFallot四徴症手術とは逆のようなイ
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