特集 がん患者の療養の場の移行支援 ~アセスメント&社会資源の活用例~
実践編①臨床経過パターン別:よくある患者の療養の場の移行支援の実際
骨転移に対する緩和的放射線療法後も疼痛管理が必要となる患者の療養の場の移行支援
小野 聡子
1
Satoko ONO
1
1札幌医科大学附属病院医療連携福祉センター/がん看護専門看護師
pp.626-630
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango29_626
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はじめに
放射線療法には,根治だけではなく症状緩和目的で実施される場合がある.症状緩和目的の放射線療法を受ける方は,原疾患が進行していることも多く,生活への影響が生じている場合もある.本稿では,緩和的放射線療法後も疼痛管理が必要となった患者を通して,このような場合の退院支援のアセスメントの視点や必要とする調整について述べる.
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