連載 臓器別がん 最新エビデンスに基づいた薬物療法と看護の実践 【3】
肺がん ~非小細胞肺がん~
福井 朋也
1
Tomoya FUKUI
1
1湘南鎌倉総合病院呼吸器内科
pp.713-718
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_713
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治療の全体像と薬物療法
ステージ別標準治療
切除可能ステージⅠA~ⅢA
手術±術(前)後化学療法
切除不能・根治照射可能ステージⅢA~ⅢC
化学放射線療法
切除不能・根治照射不能ステージⅢB~ⅣB
薬物療法[細胞傷害性抗がん薬,免疫チェックポイント阻害薬(ICI:immune checkpoint inhibitor),分子標的薬]
切除および根治照射可能の場合は集学的治療により治癒を目指し,不能の場合は薬物療法により症状緩和,病勢制御,延命が治療の目的となる.
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