特集 明日から使える免疫関連有害事象マネジメント ～免疫チェックポイント阻害薬の看護ケア～
第Ⅱ章 免疫チェックポイント阻害薬治療の実際 ～看護師が押さえておくべきエッセンス～
【チーム医療】 薬剤師からみた免疫チェックポイント阻害薬治療のチーム医療
葉山 達也
1
1日本大学医学部附属板橋病院薬剤部
pp.135-139
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_135
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薬剤師の役割
レジメン管理
免疫チェックポイント阻害薬（ICI）は当初，単剤療法が主流であったが，その後，併用療法の普及に伴い煩雑なレジメンが多岐にわたって存在する．さらに適応拡大が急速に進んでいるためがん種によって用法・用量が異なるケースも多々存在する．そのような状況下で医師・看護師が適切かつ安全に処方および投与できるよう「レジメン」という枠組みで管理している．
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