Japanese
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特集 サルコペニア・フレイルに備える
II. 各論
2．食道癌治療におけるサルコペニアの影響とその対策
The impact of sarcopenia in esophageal cancer treatment
金村 剛志
1
,
松浦 記大
1
,
菅生 貴仁
1
,
宮田 博志
1
T. Kanemura
1
,
N. Matsuura
1
,
T. Sugase
1
,
H. Miyata
1
1大阪国際がんセンター消化器外科
キーワード：
食道癌
,
サルコペニア
,
ERAS
,
プレハビリテーション
Keyword:
食道癌
,
サルコペニア
,
ERAS
,
プレハビリテーション
pp.332-338
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_332
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食道癌は病変の進行，食事の通過障害，術前治療の有害事象などによって体重・筋肉量の減少を起こすリスクが高く，サルコペニアと密接に関連した疾患と考えられる．サルコペニアが食道癌術後の合併症や予後悪化と関連していることは過去にも多く報告されており，その対策が必要である．当院では術前治療中，周術期，術後の各ポイントで栄養科，リハビリテーション科などのほかの専門グループと連携し，サルコペニアの対策を行っている．
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