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特集 外科手術と感染症
II. 各論
4. 呼吸器外科
1）肺合併症を減らすための周術期対策
Perioperative management to reduce postoperative pulmonary complications
杉本 誠一郎
1
,
豊岡 伸一
1
S. Sugimoto
1
,
S. Toyooka
1
1岡山大学病院臓器移植医療センター・呼吸器外科
キーワード：
肺合併症
,
周術期管理
,
多職種連携
Keyword:
肺合併症
,
周術期管理
,
多職種連携
pp.557-564
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_557
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術後肺合併症は患者の予後に影響する重大な合併症である．術後肺合併症を減少させるため，危険因子を認識して術前から術後まで一貫して質の高い管理を行うことが重要である．専門性の高い周術期管理を効率的かつ効果的に行うためには，外科医だけではない多職種連携による周術期管理が必要になる．診療報酬改定でも多職種連携による周術期管理が推進されており，当院で確立されている周術期管理チームについて詳述する．
© Nankodo Co., Ltd., 2023
