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特集 消化管癌機能温存手術のすべて
II. 各論
2. 胃
4)腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除+センチネルリンパ節生検
Sentinel node navigated laparoscopic endoscopic co-operative surgery for early gastric cancer
木南 伸一
1
,
宮下 知治
1
,
高村 博之
1
S. Kinami
1
,
T. Miyashita
1
,
H. Takamura
1
1金沢医科大学一般・消化器外科
キーワード:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除
,
センチネルリンパ節生検
,
早期胃癌
Keyword:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除
,
センチネルリンパ節生検
,
早期胃癌
pp.51-57
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_51
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センチネルリンパ節生検(SNB)を併施する腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除(LECS+SNB)は,ESDとD1+胃切除の間を埋める早期胃癌治療法である.術前診断でcT1N0と診断された4 cm以下の境界明瞭な病変がLECS+SNBの適応であるが,変形やリンパ流の関係から適応を控えたほうがよい占居部位もある.SNBで転移陰性と術中診断しえた症例にLECSを適応する.本法はいずれ,内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)適応外の高齢者早期胃癌に対する第一選択となるであろう.
© Nankodo Co., Ltd., 2023