Japanese
English
特集 内視鏡手術からみえる新しい解剖学
III. 肝胆膵
17.ロボット支援手術に応用可能な膵体尾部の動静脈解剖認識
Recognition of vascular anatomy in the caudal part of the pancreas for application to robotic surgery
高山 真秀
1
,
石沢 武彰
1
,
長谷川 潔
1
M. Takayama
1
,
T. Ishizawa
1
,
K. Hasegawa
1
1東京大学肝胆膵外科・人工臓器移植外科
キーワード:
膵体尾尾部切除
,
ロボット支援手術
,
ナビゲーション
Keyword:
膵体尾尾部切除
,
ロボット支援手術
,
ナビゲーション
pp.607-612
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_607
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鏡視下手術で得られる拡大視効果を活用するためには,基本的な解剖構造をあらかじめ理解しておくことが重要である.膵体尾部切除術においては,脾動静脈およびそれらの分枝の構造と腫瘍との位置関係を立体的に把握する必要があり,術前画像に基づく3D構築が有用である.ロボット支援手術では,コンソール内に3D画像を投影することで,術中蛍光イメージングと併用した手術ナビゲーションとして活用できる可能性がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2022