Japanese
English
症例
ステープラ針で異物に気づいたpress through packageによる腸閉塞の1例
A case of small bowel obstruction caused by a press through package attached a staple needle
髙橋 和裕
1
,
加納 恒久
1
,
橋本 雅彦
1
K. Takahashi
1
,
T. Kano
1
,
M. Hashimoto
1
1茅ヶ崎徳洲会病院外科
キーワード:
PTP(薬物包装)
,
腸閉塞
,
腹腔鏡
Keyword:
PTP(薬物包装)
,
腸閉塞
,
腹腔鏡
pp.289-293
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_289
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はじめに Press through package(PTP)はX線透過性であり,腹部単純X線像では写らないことがPTP誤飲の早期診断を困難にしている.X線,CTに写ったステープラ用つづり針(ステープラ針)により小腸内異物が疑われ,小腸穿孔が発症する前に腹腔鏡下透視下に治療できた,PTPによる腸閉塞の1例を報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022