Japanese
English
症例
術前CTにて確認できたpress through packageの小腸穿孔・腹膜炎に対し腹腔鏡手術が有用であった1例
A case of performing laparoscopic surgery on small intestinal perforation caused by a press through package
鈴木 勇人
1
,
道傳 研太
1
,
北村 祥貴
1
,
山本 大輔
1
,
稲木 紀幸
1
,
伴登 宏行
1
H. Suzuki
1
,
K. Doden
1
,
H. Kitamura
1
,
D. Yamamoto
1
,
N. Inaki
1
,
H. Bando
1
1石川県立中央病院消化器外科
キーワード:
PTP(薬物包装)
,
腸穿孔
,
腹腔鏡
Keyword:
PTP(薬物包装)
,
腸穿孔
,
腹腔鏡
pp.875-877
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_875
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はじめに 錠剤またはカプセルなどを包装するpress through package(PTP)は1960年代から使用されており,現在広く普及している薬剤包装容器である.近年,PTP誤嚥による消化管異物の報告は増加しているが,その多くは食道異物であり,小腸異物は比較的まれである.腹腔鏡下に観察,手術しえたPTP誤嚥による小腸穿孔,腹膜炎の1例を経験したので文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018