Japanese
English
症例
偶発的に診断された認知症高齢者のpress through package(PTP)誤飲による食道潰瘍の1例
A case of accidental ingestion of press through package diagnosed accidentally in a dementia elderly
宇野 耕平
1
,
吉永 和史
1
,
栗原 英明
1
,
矢永 勝彦
2
K. Uno
1
,
K. Yoshinaga
1
,
H. Kurihara
1
,
K. Yanaga
2
1金町中央病院外科
2東京慈恵会医科大学外科
キーワード:
食道異物
,
PTP
,
認知症高齢者
Keyword:
食道異物
,
PTP
,
認知症高齢者
pp.1064-1066
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1064
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はじめに 認知機能の低下した高齢者では,press through package(PTP)誤飲を認識していないか記憶していないため,頸部痛や胸痛から精査が行われて,診断にいたることがある1).今回,PTP誤飲の病歴や症状がなく,他疾患の精査で偶発的に診断された認知症高齢者のPTP誤飲を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020