Japanese
English
症例
腹腔鏡併用下に切除した続発性大網捻転症の1例
A case of idiopathic omental torsion with combined use of laparoscopic resection
原 裕明
1
,
伊藤 康博
1
,
青木 輝
1
,
瀨尾 雄樹
1
,
戸倉 英之
1
,
高橋 孝行
1
H. Hara
1
,
Y. Ito
1
,
H. Aoki
1
,
Y. Seo
1
,
H. Tokura
1
,
T. Takahashi
1
1足利赤十字病院外科
キーワード:
大網捻転
,
大網梗塞
Keyword:
大網捻転
,
大網梗塞
pp.285-288
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_285
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はじめに 大網捻転症は急性腹症をきたす比較的まれな疾患であり,術前診断が困難とされてきた.しかし,腹部CTで特徴的な所見を呈するため,最近では術前に正診を得たうえで手術にいたった報告も散見されている.今回,われわれはCTで術前診断し腹腔鏡下手術で根治しえた1例を経験したため,文献的考察を含め報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022