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特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
VI. 腹壁
5.鼠径ヘルニアに対する定型的TEPの手術手技
Routine totally extraperitoneal repair(TEP)surgical procedure for inguinal hernia
朝䕃 直樹
1
N. Asakage
1
1静和記念病院
キーワード:
TEP
,
attenuated posterior rectus sheath(APRS)
,
腹膜前腔
Keyword:
TEP
,
attenuated posterior rectus sheath(APRS)
,
腹膜前腔
pp.586-592
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_586
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今回,筆者に与えられたテーマは定型的totally exatraperitoneal repair(TEP)法である.進入経路の解剖学的特徴を理解して,今どこにいるかわかる目を養えば,TEPは決してむずかしい手術手技ではない.ただtransabdominal pre-peritoneal repair(TAPP)に比べて,狭いワーキングスペースに入り込み,解剖学的位置関係を認識しながら,みえていないランドマークを掘り出していくようなイメージがあるため敬遠されがちなのかもしれない.
© Nankodo Co., Ltd., 2021