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特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
II. 胃
2.困難な部位の胃病変に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術の手技と工夫
Technique and tips of laparoscopy and endoscopy cooperative surgery(LECS)for gastric lesions in difficult area
佐藤 大介
1
,
北城 秀司
1
,
住吉 徹哉
1
,
内藤 善
1
,
宮坂 衛
1
,
横山 啓介
1
,
櫛引 敏寛
1
,
才川 大介
1
,
山村 喜之
1
,
鈴木 善法
1
,
川原田 陽
1
,
奥芝 俊一
1
D. Sato
1
,
S. Kitashiro
1
,
T. Sumiyoshi
1
,
Z. Naito
1
,
M. Miyasaka
1
,
K. Yokoyama
1
,
T. Kushibiki
1
,
D. Saikawa
1
,
Y. Yamamura
1
,
Y. Suzuki
1
,
Y. Kawarada
1
,
S. Okushiba
1
1斗南病院
キーワード:
LECS
,
食道胃接合部粘膜下腫瘍
,
胃内手術
Keyword:
LECS
,
食道胃接合部粘膜下腫瘍
,
胃内手術
pp.427-431
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_427
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2008年にHikiらによりはじめて報告された腹腔鏡内視鏡合同手術(laparoscopy and endoscopy cooperative surgery:LECS)は,今日では胃粘膜下腫瘍に対する標準手術の一つとして広く普及している1).胃全摘や噴門側胃切除など,機能欠損が大きくなる術式が選択されてきた食道胃接合部近傍の病変に対しても,LECSにより胃の温存が可能となったが,食道胃接合部近傍におけるLECSは他部位に比較して難易度が高い.本稿では,当科で採用しているアプローチの工夫として,U字切開法と胃瘻LECSについて解説する.
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