Japanese
English
特集 外科医が知っておくべき術後QOL評価のすべて
II. 各論
6.肝臓
The assessment on quality of life in patients after hepatic resection
皆川 雅明
1
,
三瀬 祥弘
1
,
高橋 敦
1
,
市田 洋文
1
,
水野 智哉
1
,
吉岡 龍二
1
,
齋浦 明夫
1
M. Minagawa
1
,
Y. Mise
1
,
A. Takahashi
1
,
H. Ichida
1
,
T. Mizuno
1
,
R. Yoshioka
1
,
A. Saiura
1
1順天堂大学肝・胆・膵外科
キーワード:
肝切除
,
QOL
,
肝細胞癌
,
大腸癌肝転移
,
肝移植
Keyword:
肝切除
,
QOL
,
肝細胞癌
,
大腸癌肝転移
,
肝移植
pp.348-351
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_348
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2000年代から,肝臓手術の領域でもQOL評価の報告がなされ,近年になりその重要性は増している.本稿では,肝細胞癌,大腸癌肝転移に対する肝切除,肝移植の項目に分け,術後QOLに関する過去の報告をまとめた.QOLは幅広い概念であり,肝切除のQOLを評価するにあたってもさまざまな指標がある.肝細胞癌では手術以外の治療法との比較,大腸癌肝転移では腹腔鏡手術との比較,肝移植ではドナー・レシピエント双方のQOL評価などと多彩である.
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