Japanese
English
症例
他臓器合併切除を要した腸間膜デスモイド腫瘍の2例
Two cases of desmoid-type fibromatosis with combined resection of other organs
小倉 皓一郎
1
,
福冨 聡
1
,
石毛 孔明
1
,
野村 悟
1
,
里見 大介
1
,
森嶋 友一
1
K. Ogura
1
,
S. Fukutomi
1
,
K. Ishige
1
,
S. Nomura
1
,
D. Satomi
1
,
Y. Morishima
1
1国立病院機構千葉医療センター外科
キーワード:
尿管
,
横行結腸間膜
,
局所再発
Keyword:
尿管
,
横行結腸間膜
,
局所再発
pp.1413-1418
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1413
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はじめに デスモイド腫瘍(desmoid-type fibromatosis)は深部軟部組織に発生し,線維芽細胞の増殖からなるまれな腫瘍である.遠隔転移はしないが局所再発を繰り返すことがあり,他臓器に浸潤した場合は致命的になりうる.本稿では,他臓器合併切除を要した腸間膜デスモイド腫瘍の2例を提示し病理学的知見をふまえて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021