Japanese
English
症例
腹腔鏡下小腸部分切除術を施行した肺扁平上皮癌小腸転移による腸閉塞の1例
A case of laparoscopic partial resection of small intestine for obstructive ileus caused by metastasis from lung cancer
小倉 皓一郎
1
,
野村 悟
1
,
福冨 聡
1
,
里見 大介
1
,
古川 勝規
1
,
森嶋 友一
1
K. Ogura
1
,
S. Nomura
1
,
S. Fukutomi
1
,
D. Satomi
1
,
K. Furukawa
1
,
Y. Morishima
1
1国立病院機構千葉医療センター外科
キーワード：
小腸転移
,
肺癌
,
腸閉塞
Keyword:
小腸転移
,
肺癌
,
腸閉塞
pp.806-811
発行日 2025年6月1日
Published Date 2025/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_806
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肺癌は一般的にリンパ節，胸膜，肝臓，骨へ転移することが多く，小腸へ転移し腸閉塞発症までいたる症例はまれである1）．生命予後は不良とされているが，手術により経口摂取可能となり生活の質（QOL）や予後改善が見込める症例もある．本稿では，肺扁平上皮癌小腸転移による腸閉塞に対して腹腔鏡下小腸部分切除術により解除した1例を報告する．
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