Japanese
English
症例
横行結腸癌術後Sister Mary Josephʼs noduleの1例
A case of Sister Mary Josephʼs Nodule after excision transverse colon cancer
伊藤 厳太郎
1
,
大澤 尚志
2
,
永原 央
2
,
八代 正和
2
,
大平 雅一
2
G. Ito
1
,
N. Osawa
2
,
H. Nagahara
2
,
M. Yashiro
2
,
M. Ohira
2
1思温病院外科
2大阪市立大学腫瘍外科
キーワード:
大腸癌
,
臍転移
,
Sister Mary Josephʼs Nodule
Keyword:
大腸癌
,
臍転移
,
Sister Mary Josephʼs Nodule
pp.376-380
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_376
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はじめに 内臓悪性腫瘍の臍転移はまれな病態であり,Sister Mary Josephʼs nodule(SMJN)と呼ばれており,予後不良な徴候と知られている.しかしながら孤立性の転移例では外科的切除と化学療法による集学的治療を行うことで,患者の生活の質(QOL)や予後が改善する可能性がある.今回,われわれは横行結腸癌術後のSMJNに対して,集学的治療を行った1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020