Japanese
English
臨床経験
胃癌手術における3D-CTアンギオの有用性の検討
A case of Preoperative evaluation of perigastric vascular anatomy in gastric cancer patients by three-dimensional computed tomographic angiography
若月 俊郎
1
,
砂口 天平
1
,
網﨑 正孝
1
,
久光 和則
1
,
梶谷 真司
1
,
河野 菊弘
1
T. Wakatsuki
1
,
T. Sunaguchi
1
,
M. Amisaki
1
,
K. Hisamitsu
1
,
J. Kajitani
1
,
K. Kouno
1
1松江市立病院消化器外科
キーワード:
胃切除
,
3D-CT angiography
,
Adachi分類
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
胃切除
,
3D-CT angiography
,
Adachi分類
,
腹腔鏡下手術
pp.272-276
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_272
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胃癌手術において,胃に血液を供給している腹腔動脈は,リンパ節郭清も含め手術の際にもっとも重要な血管である.しかし,その分枝形態にはさまざまな破格があることが知られている.さらに手術の際には,左副肝動脈の有無,左胃静脈の位置などの情報も重要である.最近,腹腔鏡下手術が盛んとなり,よりいっそう患者個々の異なる胃周囲血管解剖を術前に把握することが必要となっていると考える.
© Nankodo Co., Ltd., 2020