Japanese
English
症例
インドシアニングリーン(ICG)蛍光法を利用した急性上腸間膜動脈閉塞症の3例
Three cases of adaptation and limitation of the ICG fluorescence method for acute SMA occlusion
吉田 有佑
1
,
信久 徹治
2
,
藤本 卓也
2
,
畑 七々子
2
,
森川 達也
2
,
甲斐 恭平
2
,
佐藤 四三
2
Y. Yoshida
1
,
T. Nobuhisa
2
,
T. Fujimoto
2
,
N. Hata
2
,
T. Morikawa
2
,
K. Kai
2
,
S. Sato
2
1福山医療センター外科
2姫路赤十字病院外科
キーワード:
急性上腸間膜動脈閉塞症
,
ICG蛍光法
,
腸管のviability
Keyword:
急性上腸間膜動脈閉塞症
,
ICG蛍光法
,
腸管のviability
pp.897-902
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_897
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はじめに 急性上腸間膜動脈(SMA)閉塞症は,迅速かつ適切な治療が必要な致死的疾患である.緊急手術では血流不良の腸管を過不足なく切除することが重要で,当院では消化管の血流評価に術中インドシアニングリーン(ICG)蛍光法を導入している1).今回われわれは,術中ICG蛍光法を利用し術中に腸管の血流評価を施行した急性SMA閉塞症の3例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019