Japanese
English
症例
超高齢104歳直腸癌に対し腹腔鏡下直腸切断術を施行した1例
A case of laparoscopic abdominoperineal resection for rectal cancer in a 104-year-old woman
寺石 文則
1
,
坂本 真樹
2
,
高田 暢夫
2
,
尾崎 和秀
2
,
中村 敏夫
2
,
藤原 俊義
3
F. Teraishi
1
,
M. Sakamoto
2
,
N. Takata
2
,
K. Ozaki
2
,
T. Nakamura
2
,
T. Fujiwara
3
1岡山大学消化管外科
2高知医療センター消化器外科
3岡山大学消化管外科
キーワード:
超高齢者
,
直腸癌
,
腹腔鏡下直腸切断術
Keyword:
超高齢者
,
直腸癌
,
腹腔鏡下直腸切断術
pp.177-180
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_177
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はじめに 超高齢化社会を迎え,80歳以上の高齢者に対する手術は増加の一途をたどっている1).手術手技の向上や周術期管理の進歩に伴って超高齢者に対する手術適応が拡大されているものの,100歳以上の超高齢の大腸癌症例に対する手術報告例は非常に少ない.今回われわれは,超高齢者104歳の直腸癌に対し腹腔鏡下直腸切断術を施行した1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019