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特集 泌尿器科における単孔式腹腔鏡下手術
単孔式腹腔鏡下手術の現況
Current status of single port surgery in urological surgery
朝隈 光弘
1
,
林 道廣
1
,
米田 浩二
1
,
山名 秀典
1
,
井上 善博
1
,
廣川 文敏
1
,
宮本 好晴
1
,
奥田 準二
1
,
谷川 允彦
1
Mitsuhiro Asakuma
1
,
Michihiro Hayashi
1
,
Koji Komeda
1
,
Hidenori Yamana
1
,
Yoshihiro Inoue
1
,
Humitoshi Hirokawa
1
,
Yoshiharu Miyamoto
1
,
Junji Okuda
1
,
Nobuhiko Tanigawa
1
1大阪医科大学一般・消化器外科
キーワード:
単孔式
,
ポート
,
手袋法
Keyword:
単孔式
,
ポート
,
手袋法
pp.175-180
発行日 2011年3月20日
Published Date 2011/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102223
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要旨 Kallooらによる,最初のnatural orifice translumenal endoscopic surgery(NOTES)の報告以来,腹壁の傷を一切なくすことを目的としたNOTESの研究が盛んに行われるようになった。しかし,制限の多い手術にならざるを得ず5mmのポートの補助が必要であった。結局臍の傷が必要なのであればその傷だけで手術を完遂しよう,という発想で行われだしたのが単孔式腹腔鏡下手術である。泌尿器科の分野でも単孔式腹腔鏡下手術は行われており,普及していくものと予想される。本稿では,概論として単孔式腹腔鏡下手術の特性と,開発中を含めた単孔式腹腔鏡用器材につき述べる。
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