Japanese
English
特集 消化器癌に対する最新の集学的治療戦略
II. 各論
1.食道癌の集学的治療戦略
Multimodal treatment strategy for esophageal cancer
眞栁 修平
1
,
須田 康一
1
,
川久保 博文
1
,
北川 雄光
1
S. Mayanagi
1
,
K. Suda
1
,
H. Kawakubo
1
,
Y. Kitagawa
1
1慶應義塾大学外科(一般・消化器)
キーワード:
食道切除術
,
術前化学療法
,
術前補助化学療法
,
根治的化学放射線療法
Keyword:
食道切除術
,
術前化学療法
,
術前補助化学療法
,
根治的化学放射線療法
pp.821-825
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_821
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切除可能進行食道癌に対しては手術を治療の軸として,本邦では5-FU+cisplatin併用術前化学療法が標準治療として位置づけられている.現在,術前化学療法・化学放射線療法を比較する3アームの第Ⅲ相試験(JCOG1409)が進行中である.一方,切除不能局所進行食道癌に対しては根治的化学放射線療法が選択される.さらなる治療成績の向上をめざして5-FU+cisplatin+docetaxelによる導入化学療法の有効性を検証する第Ⅲ相試験(JCOG1510)が開始された.
© Nankodo Co., Ltd., 2018