Japanese
English
症例
妊娠21週の妊婦に対して細径鉗子を用いた3孔式腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した1例
A case of three-port needlescopic cholecystectomy for a woman in the 21th week of pregnancy
齋藤 一幸
1
,
多賀谷 信美
1
,
平野 康介
1
,
山形 幸徳
1
,
奥山 隆
1
,
大矢 雅敏
1
K. Saito
1
,
N. Tagaya
1
,
K. Hirano
1
,
Y. Yamagata
1
,
T. Okuyama
1
,
M. Ooya
1
1獨協医科大学埼玉医療センター外科
キーワード:
妊婦
,
細径鉗子
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
妊婦
,
細径鉗子
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.683-687
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_683
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はじめに 妊娠中に外科手術が必要となる消化器疾患の中で,胆石性胆囊炎は急性虫垂炎に次いで多いとされている1).再燃を繰り返す胆石発作や胆石性胆囊炎,妊娠継続に影響を及ぼす場合には手術が適応となる.Society of American Gastrointestinal and Endoscopic Surgeons(SAGES)のガイドラインでは全妊娠期間において腹腔鏡下胆囊摘出術は安全に可能であるとされている1).
© Nankodo Co., Ltd., 2018