Japanese
English
症例
生体腎移植後患者の胆囊結石症に対し腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した2例
Two cases of laparoscopic cholecystectomy for gallbladder stones after living-related renal transplantation
尾花 優一
1
,
多賀谷 信美
1
,
門脇 啓太
1
,
新居 高
1
,
新井 俊文
1
,
黒崎 哲也
1
Y. Obana
1
,
N. Tagaya
1
,
K. Kadowaki
1
,
T. Arai
1
,
T. Arai
1
,
T. Kurosaki
1
1板橋中央総合病院消化器病センター外科
キーワード:
腎移植後
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
免疫抑制薬
Keyword:
腎移植後
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
免疫抑制薬
pp.1199-1203
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1199
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近年,移植医療が普及し移植後の患者に併存あるいは新たに発症した疾患を診療する機会が増えている.実際,当院でも2020年5月より腎臓外科が開設され,生体腎移植が頻繁に施行されるようになり,腎疾患以外での手術が移植後患者で必要となる状況に遭遇している.今回われわれは,生体腎移植後患者の胆囊結石症に対して腹腔鏡下胆囊摘出術を施行し良好な経過を示した2例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022