Japanese
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特集 腹壁瘢痕ヘルニアの予防と治療
10.腹腔鏡下傍ストーマヘルニア修復術
Laparoscopic parastomal hernia repair
古谷 晃伸
1
,
山口 智弘
1
,
中川 雅裕
1
A. Furutani
1
,
T. Yamaguchi
1
,
M. Nakagawa
1
1静岡県立静岡がんセンター
キーワード:
傍ストーマヘルニア
,
Sugarbaker法
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
傍ストーマヘルニア
,
Sugarbaker法
,
腹腔鏡下手術
pp.247-250
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_247
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傍ストーマヘルニア(PSH)はストーマに関連する腹壁瘢痕ヘルニアで,ストーマ造設後の晩期合併症の一つである.PSH修復術は種々の方法が報告されているが,その再発率の高さが問題とされている.腹腔鏡下アプローチは術後の早期回復や術後創痛の軽減という利点だけでなく,拡大視効果による腹壁の良好な視野からより正確なPSH修復が可能と報告されている.われわれは腹腔鏡下Sugarbaker法を第一選択として行っており,実際の手術手技について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018