Japanese
English
症例
ダブルバルーン小腸内視鏡で診断され単孔式腹腔鏡下腫瘍切除を施行しえた小腸消化管間質腫瘍(GIST)の1例
A case of single-incision laparoscopic surgery for small bowel gastrointestinal stromal tumor diagnosed by double-balloon enteroscopy
松永 慶廉
1
,
多賀谷 信美
2
,
久保田 和
3
,
平野 康介
3
,
菅又 嘉剛
3
,
大矢 雅敏
3
Y. Matsunaga
1
,
N. Tagaya
2
,
Y. Kubota
3
,
K. Hirano
3
,
Y. Sugamata
3
,
M. Oya
3
1獨協医科大学埼玉医療センター外科
2板橋中央総合病院消化器病センター
3獨協医科大学埼玉医療センター外科
キーワード:
小腸GIST
,
ダブルバルーン小腸内視鏡
,
単孔式腹腔鏡下手術
Keyword:
小腸GIST
,
ダブルバルーン小腸内視鏡
,
単孔式腹腔鏡下手術
pp.1354-1358
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1354
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はじめに 近年,小腸疾患の診断にカプセル型やダブルバルーンを利用した小腸内視鏡検査が積極的に施行され,消化管間質腫瘍(GIST)の診断がより可能となってきた.今回われわれは,ダブルバルーン小腸内視鏡検査にて小腸GISTが疑われ,単孔式腹腔鏡下手術で切除し,長期生存が得られている症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018