Japanese
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特集 術前・術中イメージングの最先端
II. 各論
1.術前イメージング
-2)消化管の臓器変形に対応可能な可変3Dナビゲーションと鏡視下アノテーションの腹腔鏡下胃切除への応用
Surgical navigation of laparoscopic gastrectomy using deformable 3D-CT image and touch less annotation
明石 義正
1
,
小川 光一
1
,
榎本 剛史
1
,
小田 竜也
1
,
大城 幸雄
2
,
大河内 信弘
3
Y. Akashi
1
,
K. Ogawa
1
,
T. Enomoto
1
,
T. Oda
1
,
Y. Oshiro
2
,
N. Ohkohchi
3
1筑波大学消化器外科
2東京医科大学茨城医療センター外科
3水戸中央病院
キーワード:
腹腔鏡下胃切除
,
可変3D画像
,
アノテーション
Keyword:
腹腔鏡下胃切除
,
可変3D画像
,
アノテーション
pp.1103-1108
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1103
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消化管手術におけるナビゲーションは,実質臓器に比べて普及していない.その理由として,術前画像を元に作成したナビゲーション画像と,容易に変形する消化管の術中イメージの乖離があげられる.われわれは臓器変形に対応可能なソフトウェアを開発し,腹腔鏡下胃切除の術野を再現することに成功し,実際の術野映像に投影する拡張現実ナビゲーションを試みている.また,CTで検出できない微細解剖も腹腔鏡の拡大視野では認識できるため,アノテーションを併用して補完する方法も開発している.
© Nankodo Co., Ltd., 2018