Japanese
English
特集 エビデンスからみた治療リスクの評価
2.胃癌治療におけるリスクと対応
-2)手術リスクに応じた術後合併症予防対策
Prophylactic strategy for postoperative complications after gastrectomy according to the preoperative risk assessment
國崎 主税
1
,
宮本 洋
1
,
佐藤 圭
1
,
佐藤 渉
1
,
田中 優作
1
,
大佛 智彦
1
,
湯川 寛夫
1
,
藤井 義郎
1
,
小坂 隆司
1
,
秋山 浩利
1
,
遠藤 格
1
C. Kunisaki
1
,
H. Miyamoto
1
,
K. Sato
1
,
S. Sato
1
,
Y. Tanaka
1
,
T. Osaragi
1
,
N. Yukawa
1
,
Y. Fujii
1
,
T. Kosaka
1
,
H. Akiyama
1
,
I. Endo
1
1横浜市立大学
キーワード:
胃癌
,
術後合併症
,
リスク評価
Keyword:
胃癌
,
術後合併症
,
リスク評価
pp.1008-1011
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1008
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胃癌手術においても,個々の症例の術前リスク評価を適切に行い,術後合併症発生を予防する必要がある.特に,最近では80歳以上の高齢者手術症例が増加し,併存疾患の多さから,術前準備にも時間を要することもまれでない.本邦ではNational Clinical Database(NCD)のデータ解析からリスクカリキュレータが開発され,大いに活用すべきと考える.また,周術期管理センターを立ち上げ,多職種により多方面から管理を行うことがチーム医療の意義を最大限に発揮でき,術後合併症発生予防に重要と考える.
© Nankodo Co., Ltd., 2018