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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
噴門側胃切除
噴門側胃切除術は本当に胃全摘術より優れた術式なのか
Is proximal gastrectomy really superior to total gastrectomy?
國崎 主税
1
,
佐藤 渉
1
,
笠原 康平
1
,
近藤 裕樹
1
,
田村 祐子
2
,
小坂 隆司
2
,
秋山 浩利
2
,
遠藤 格
2
Chikara KUNISAKI
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター外科
2横浜市立大学医学研究科消化器腫瘍外科学
キーワード:
噴門側胃切除術
,
胃全摘術
,
QOL
Keyword:
噴門側胃切除術
,
胃全摘術
,
QOL
pp.541-546
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214120
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【ポイント】
◆腹腔鏡下噴門側胃切除+double tract再建は,短期治療成績が胃全摘と同等あるいは,より優れた術式であるとの報告が多い.
◆腹腔鏡下噴門側胃切除+double tract再建は,長期的QOLが胃全摘よりも良好で,全生存期間は同等との報告が多い.
◆汎用性の高い腹腔鏡下噴門側胃切除術後の再建法としてdouble tract再建が考えられ,胃全摘との前向き比較試験が必要と考える.
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