Japanese
English
整形外科診療における最先端技術 Ⅰ.診断,評価
1.新しい画像・機能診断
整形外科診療における超音波診断(エラストグラフィ,パワードプラ,3D超音波,real-time virtual sonography)の有用性
Elastography, color Doppler, 3D, and real-time virtual sonography in musculoskeletal disorder
上原 浩介
1
K. Uehara
1
1東京大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., The University of Tokyo, Tokyo
キーワード:
elastography
,
color Doppler
,
ultrasonography
,
RVS
,
3D ultrasonography
Keyword:
elastography
,
color Doppler
,
ultrasonography
,
RVS
,
3D ultrasonography
pp.37-40
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_besei75_37
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は じ め に
近年,運動器の診断,評価において超音波の有用性が注目されつつある.高い分解能を有する探触子の出現や装置,画像構築技術の進歩により,以前よりも細部にわたる観察,評価が可能になった.超音波にはさまざまなモードがあり,組織の硬さ(弾性率の比)を評価可能なエラストグラフィ,滑膜炎や血流の有無を評価することが可能なパワードプラなどがあげられる.ここでは,エラストグラフィ,パワードプラ,3D超音波,real-time virtual sonography(RVS)の有用性を中心に述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2019