変形性関節症 最近の知識
変形性関節症の臨床 下肢の新しい人工関節の開発 日本人膝関節の形態に関する三次元的評価 人工膝関節全置換術における大腿骨側の骨切り面を想定して
佐藤 行紀
1
,
小谷 明弘
,
今給黎 直明
,
佐々木 茂
,
里見 和彦
1杏林大学 整形外科
キーワード:
X線透視検査
,
関節鏡法
,
骨切り術
,
膝関節
,
大腿骨
,
三次元イメージング
,
膝関節置換術
,
変形性膝関節症
Keyword:
Arthroscopy
,
Fluoroscopy
,
Femur
,
Knee Joint
,
Osteotomy
,
Arthroplasty, Replacement, Knee
,
Osteoarthritis, Knee
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.159-162
発行日 2008年4月10日
Published Date 2008/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2008207275
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膝疾患患者49例(男20例、女29例、16~77歳)50膝を対象に、三次元透視画像装置(3-D透視装置)を用いてTKA(人工膝関節全置換術)を行う際の骨切り面を想定して、大腿骨顆部の計測を行った。その結果、大きい大腿骨ほど横径に対して、相対的に前後径が小さくなる傾向、すなわち扁平な膝になる傾向を認めた。また、性別で比較した場合、男性は女性に比べ、大きな大腿骨になるほど扁平な膝になる傾向が示された。
©Nankodo Co., Ltd., 2008