脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
鑑別診断とその根拠 頸椎 頸椎症手術後のC5麻痺 神経根性か脊髄性か 頸髄症後方術後のC5麻痺は神経根性である 椎間孔拡大術追加例の結果から
木家 哲郎
1
,
中村 豊
,
野原 裕
1獨協医科大学附属越谷病院 整形外科
キーワード:
術後期
,
脊髄神経根
,
麻痺
,
頸椎症性脊髄症
,
椎弓形成術
,
椎間孔拡大術
,
脊髄麻痺
Keyword:
Paralysis
,
Postoperative Period
,
Spinal Nerve Roots
,
Foraminotomy
,
Laminoplasty
pp.13-17
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024921
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
頸髄症後方術後のC5麻痺3例に対してC4/C5椎間孔拡大術を施行した。全例C5麻痺に先行して神経根刺激症状があり、椎間孔拡大術により速やかに麻痺の改善が得られたことから、C5麻痺の原因は神経根性であると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006