発行日 2003年4月25日
Published Date 2003/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003250322
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転移性骨腫瘍32例(男18例,女14例,36~88歳).パミドロネート45mgを生理食塩液200mlに溶解し,90分で点滴静注した.投与回数は1~41回,平均10.7回で,有害事象は発熱5例,一時的骨痛増強1例が認められた.経過観察12週以上で,画像上改善が認められたのは13例,不変が8例,増悪が11例であった.原発巣別で改善・不変は乳癌7例中6例,前立腺癌6例中5例,肺癌8例中5例であった.骨吸収マーカー評価は低下9例(A群),25%以内の上昇15例(B群),それ以外8例(C群)であった.A群は画像評価では改善6例,不変2例,増悪1例,B群は改善7例,不変6例,増悪2例,C群は全例増悪であった
©Nankodo Co., Ltd., 2003