発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003136907
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Ilizarov式創外固定器を用いてドーム状に骨切りを行う高位脛骨骨切り術を変形性膝関節症26例,膝内反変形4例に実施した.全例に骨癒合が得られ,創外固定期間は平均8.4週であった.固定期間はcorticotomyを加えることによって短縮し,ワイヤー刺入部感染が起きた場合や矯正角度が15°を超えれば延長した.固定方法として,近位骨片に5/8リング,遠位骨片にフルリングとオスポスト,両骨片に各々K-wireを3本ずつ挿入し,両リング間をロッド4本で4mm以上短縮させると良好な固定性が得られた.歪ゲージを用いた機能的骨癒合判定法は客観的指標になりうると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002